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    Title: 「演歌」在台灣的發展與變遷 ―透過「演歌」愛好者的調查
    Other Titles: 台湾社会における「演歌」とその受容―「演歌」愛好者への調査を通してThe Development and Reception of Japanese Enka Music in Taiwan.-Through Investigation of Enka Fans.
    Authors: 黃玲娥
    HUANG,LING-ER
    Contributors: 林 珠雪
    日本語言文化學系
    Keywords: 演歌;卡拉OK;日語世代;非日語世代;文化傳承
    演歌;カラオケ;日本語世代;非日本語世代;文化伝承
    Date: 2019
    Issue Date: 2019-03-21T09:00:09Z (UTC)
    Abstract: 「演歌」是「演說歌」的簡稱,原是明治時期用來對政治的批判的歌曲,之後於1960年代是被人工創造出來的一個傳統。台灣於戰後國民黨政府推行國語運動,強行禁止方言,唱片業界只好將日語歌曲填上台語歌詞,如此「日歌台唱」的翻唱作法以1960年代最盛。本省籍日語世代因為卡拉OK伴唱機的來台,終於可以唱到原汁原味的「演歌」;而「演歌」也因為卡拉OK伴唱機才得以深植台灣。 本研究透過非日語世代成為「演歌」愛好者的現象來探討二個世代之文化內涵。接受過二個外來政權統治的本省籍日語世代,在後來國民政府的政策及文化上之差別概念下,呈現一種來自外來政權下的自卑感,而這個自卑感隨著日本戰後的經濟崛起才得到部份的出口及救贖,然而完全的救贖則是在解嚴後的本土意識抬頭才真正地消解。解嚴後的本土意識抬頭使他們奮力地重申自身的修養來自「日本精神」的教育,而這樣的精神必須傳承給下一代,「演歌」便是「日本精神」傳承的一部份。具有轉音及抖音特色的日本「演歌」經由日語世代傳遞至非日語世代。 非日語世代在戰後的台灣有著多元的家庭背景及其所衍生的文化觀。特別是戰後加入了來自中國大陸的軍民,而形成所謂本省人及外省人,乃至原住民的區別。本文在進行「演歌」愛好者的訪談中發現不同省籍的同世代卻有著十分相異的日本文化觀,而這些文化觀卻也影響了他們對「演歌」的觀感。從這一些調查中發現,「演歌」的愛好者雖然也同樣接受了國民黨的歷史教育,但他們的日本文化觀卻跨越了學校教育,直接承襲並連結至原生家庭的情感要素。」
    「演歌」とは、元来演説歌の略であり、明治時代は政府批判を歌にしたものであった。その後1960年代にアメリカからたくさんの音楽が移入してきた。日本のレコード業界は日本の音楽を守るため「演歌」を作った。現在の「演歌」はこの時に作られたものである。戦後、台湾においては国民党政府が国語運動を行ない方言を禁止していたため、レコード業界は日本の曲に台湾語の歌詞を入れたカバー曲を作った。「日歌台唱」のカバー曲は1960年代盛んに作られた。その後、本省人の日本語世代はカラオケができたことによりオリジナルの演歌を歌えるようになり、さらに近代まで台湾に根付いていくこととなった。 本研究は非日本語世代が「演歌」愛好者になった社会現象を通して、日本語世代と非日本語世代の文化の包摂を考察する。戦後国民党政府の政治面と文化面での差別の下、日本と国民党二つの政府に統治された経験がある本省人の日本語世代は、1987年の戒厳令の解除とともに、台湾人としてのアンデンティティーと自負が生まれてきた。その自負は戦後日本の経済発展の好景気と相まって、同じく差別統治を受けてきたにもかかわらず、国民党政府の腐敗と対照的になった日本統治の廉潔を強調し、日本語世代は日本語教育(日本精神)を受けたからこそ、立派な知識人になれたまで主張している。彼らは「この日本精神は子供にも教えるべきだ。」と語っている。日本語世代の「演歌」愛好者の人々は、「演歌」は日本精神を受け継いでいると述べ、現在の「演歌」は日本語世代の「演歌」愛好者をはじめ、彼らの子供、つまり非日本語世代である子供たちに受け継がれている。 戦後、国民党政府とともに軍人や人民が来てからは、台湾は本省人、外省人、原住民などの民族を区別する多元文化の社会になった。非日本語世代は多元文化の社会における家庭背景で育っており、その背景で生じた文化観がある。本研究は、「演歌」愛好者を調査した結果、それぞれの民族間で日本文化に対する感覚の相違があることを発見した。その相違点は彼らが「演歌」への評価についての差もある。調査によると、それぞれの民族の非日本語世代は、同じ国民党の歴史教育を受けたものの、その中でも「演歌」愛好者は日本文化に対する評価は好ましく、国民党の学校教育を越えて、親からの日本精神を引き継いだことで「演歌」が好きになったということがわかった。
    Appears in Collections:[日本語文學系所] 碩博士論文

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